紫外線対策の基本|日焼け止めの正しい選び方と塗り直しで守る美肌習慣

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紫外線対策の基本を知ろう

紫外線が肌に与える影響とは?

紫外線は一年中降り注いでおり、肌にさまざまな影響を与えます。中でも注意したいのが「UVA」と「UVB」です。UVAは肌の奥まで届き、ハリや弾力に関わる部分に影響を与えるといわれています。一方、UVBは短時間でも肌表面に刺激を与える特徴があり、外出時の強い日差しで特に気をつける必要があります。

つまり、紫外線対策は「夏だけ」ではなく「一年を通じて」行うことが大切です。冬や曇りの日でも紫外線は地表に届いているため、毎日のケアが美しい肌を保つカギになります。

SPF・PAの意味を正しく理解しよう

日焼け止め選びでよく目にする「SPF」や「PA」は、紫外線を防ぐ効果の目安です。

  • SPF:主にUVBを防ぐ指標。数値が大きいほど防御時間が長い。
  • PA:UVAを防ぐ指標。「+」が多いほど防御効果が高い。

たとえば、短時間の買い物や通勤・通学なら「SPF20〜30・PA++」程度で十分。屋外でのレジャーやスポーツ時には「SPF50・PA+++」以上のものを選ぶと安心です。

数値が高いほど肌への負担も増える傾向があるため、「目的に合った強さを使い分ける」ことがポイントです。

日焼け止めの種類と選び方

① 使用シーンに合わせたタイプ選び

日焼け止めには、テクスチャーや仕上がりが異なるさまざまなタイプがあります。自分の生活スタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

  • ミルクタイプ:伸びがよく、ムラになりにくい。日常使いに◎
  • ジェルタイプ:みずみずしい使い心地でベタつかない。夏やスポーツ向き
  • クリームタイプ:しっとり保湿しながら守る。乾燥肌や冬場に◎
  • スプレータイプ:手軽に使えて塗り直しが簡単。外出先でのメンテに便利

肌質や目的によってタイプを使い分けると、快適に紫外線対策が続けられます。

② 肌質に合った日焼け止めを選ぼう

日焼け止めは「紫外線を防ぐ」ことだけでなく、「肌に合うか」も重要なポイントです。

  • 敏感肌:アルコールや香料が少ない低刺激タイプを選ぶ
  • 乾燥肌:保湿成分(ヒアルロン酸・セラミドなど)配合のものを
  • 脂性肌:さらっと仕上がるジェルやミルクタイプが◎

特に敏感肌の方は、「ノンケミカル(紫外線散乱剤)」タイプを選ぶと安心です。肌への刺激をできるだけ減らしながら紫外線をカットできます。

日焼け止めの正しい塗り方

① 塗る量が大切!少なすぎると効果が半減

日焼け止めの効果を十分に発揮させるには、適量をムラなく塗ることが大切です。顔全体なら「500円玉大」ほどを目安にしましょう。

一度に塗るのではなく、額・頬・鼻・あごの5点に分けてから、指でやさしく広げると均一に仕上がります。首や耳、デコルテも忘れずにケアしましょう。

② 塗る順番とタイミング

日焼け止めはスキンケアの最後、メイク前に使うのが基本です。乳液や下地を塗ったあと、肌がなじんでから重ねるとヨレにくくなります。

外出の15〜30分前に塗っておくと、肌にしっかり密着しやすくなり効果的です。

塗り直しのタイミングと方法

① 日焼け止めは「こまめな塗り直し」がカギ

日焼け止めは、一度塗っただけでは時間とともに効果が弱まります。汗・皮脂・摩擦などで落ちてしまうため、2〜3時間おきに塗り直すのが理想的です。

特に、汗をかきやすい夏場や屋外での活動中はこまめにケアしましょう。オフィスワーク中心の人も、昼休みや外出前に軽く塗り直すだけで、紫外線対策の効果がぐっと高まります。

② メイクの上から塗り直すコツ

「メイクをしていると塗り直しが難しい…」と感じる人も多いですよね。そんなときは、メイクの上から使える日焼け止めを活用しましょう。

  • スプレータイプ:顔全体に軽く吹きかけるだけでOK。髪や首にも使える。
  • パウダータイプ:テカリ防止しながら紫外線をブロック。化粧直しにも便利。
  • クッションタイプ:軽くタップして塗り重ねると、メイクを崩さずに保護できる。

塗り直しの前に、ティッシュで軽く皮脂を抑えてから塗るとヨレにくくなります。肌の上に「重ねる」意識で、やさしくタッチするのがポイントです。

シーン別おすすめの紫外線対策

① 通勤・通学などの日常シーン

短時間の外出や通勤には、「SPF20〜30・PA++」程度の日焼け止めで十分です。軽いテクスチャーのミルクタイプやジェルタイプなら、毎朝のケアにも取り入れやすいでしょう。

また、マスクを着ける日が多い場合は、摩擦に強くヨレにくいタイプを選ぶと快適です。UVカット機能付きのフェイスパウダーや下地を併用するのもおすすめです。

② レジャー・アウトドアシーン

海や山などの屋外では、「SPF50・PA+++以上」の高防御タイプを選びましょう。汗や水に強いウォータープルーフタイプが◎。ただし、長時間過ごす場合はこまめに塗り直すことを忘れずに。

首の後ろ、耳の裏、手の甲、足の甲など、塗り残しがちな部分にも気を配りましょう。帽子やサングラスなどの物理的な紫外線対策も併用するとより安心です。

③ 室内や曇りの日でも油断しない

「家の中だから大丈夫」と思いがちですが、窓ガラスを通してUVAはしっかり届いています。室内でも肌への影響があるため、朝のスキンケア後に軽めの日焼け止めを塗る習慣をつけるのがおすすめです。

曇りの日でも紫外線は80%以上届くといわれています。天気に関係なく、毎日のUVケアをルーティン化しましょう。

日焼け止めの落とし方も重要

① クレンジングでしっかりオフ

ウォータープルーフタイプや長時間キープタイプの日焼け止めは、洗顔だけでは落ちにくいことがあります。肌に残るとトラブルの原因になることもあるため、クレンジング剤を使ってしっかりオフしましょう。

ただし、強くこすらずに、やさしく円を描くように落とすのがポイントです。刺激を避けるため、低刺激タイプのクレンジングを選ぶのもおすすめです。

② 洗いすぎに注意

日焼け止めをしっかり落とそうとして、何度も洗顔するのはNGです。肌のうるおいバランスを崩して乾燥を招くことがあります。ぬるま湯でやさしくすすぎ、清潔なタオルで軽く押さえるように水分を拭き取りましょう。

その後は、化粧水や乳液などでしっかり保湿を行い、肌を整えることが大切です。

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